ホクロとは?
通常は皮膚に色素をつくるメラノサイトと呼ばれる細胞から生じます。ホクロは小児期から思春期にかけて増える傾向があり、女性ではホルモン量の変化も原因の一つです。紫外線や皮膚への刺激によってもメラノサイトが活性化し、ホクロが増加します。
ホクロは良性病変ですが、皮膚の黒色病変で悪性腫瘍(=皮膚癌)のこともありますので、一度診察を受けていただいてからの治療となります。
治療 レーザー治療 (自費診療)
主に炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)を用いて削っていく(蒸散)治療を行います。出血もほとんどなく局所麻酔下に行いますので、治療中の痛みは全くありません。直径が小さいほど早く痕もきれいに治ります。
ホクロは時に根が深くなっていることがあり、レーザー治療後にしばらく経過したのち、再発する場合があります。この場合は追加でレーザー照射の必要があります。
治療費はホクロの大きさで決まっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ホクロの除去手術は悪性の可能性がある場合や、直径が5㎜を超えるような場合に行っております。(保険診療)