疣(いぼ)。ウイルスが原因のものが多く、「ヒトパピローマウイルス」などが代表的な原因に挙げられます。100種類以上も存在し、自然治癒する良性のものが多いですが、感染の可能性があり、まれに悪性のものもあるので、発見次第できるだけ早めの治療をオススメします。
マイナス196℃の液体窒素を使用して、いぼを超低温で血行遮断する治療法で、昔から皮膚科で広く行われている有効な治療法です。場合によっては数回の治療を繰り返す必要があります。保険診療で処置が可能ですが、再発の恐れがあること、痛みを伴う可能性があることが挙げられます。
また繰り返し行うことにより、色素沈着する場合があります。
ヨクイニンはハトムギの皮から精製されたエキスを成分とする漢方薬です。
いぼ、みずいぼのみならず、にきびや肌あれなどのスキンケアにも広く使用されています。
免疫を活性化することにより、いぼを消退させる効果があると考えられていますが、即効性はないため、数か月間の内服になる場合があります。
現在「いぼ」に対するレーザー治療は行っておりません。